ミニ四駆を缶スプレーでお手軽塗装
ミニ四駆はステッカーを貼るだけでもカッコよく仕上がるけれど、せっかくなら自分だけのオリジナルカラーリングにこだわりたい
塗装手段はいくつもあるが、一般的には缶スプレーを使用するのがポピュラーな方法
ミニ四駆で主に使う缶スプレーはラッカー系、クリヤーボディやRCカーに使用するポリカボネート用塗料が挙げられる
※色自体も豊富に揃っており、マスキングを使えば塗り分け塗装も出来るが細かい部分の塗分けには不向き
前回「VZシャーシ」を制作したが、今回は「トヨタ GR ヤリス」を塗装していきます
まずニッパーでボディパーツを切り出していく作業に入るが、ゲートから1㎜ほど切り離しておくのがコツ
ランナーからギリギリの面で切断してしまうとパーツ表面にキズが入ってしまう恐れもあるし、最悪えぐって穴を空けてしまう可能性も
そんな失敗をしない為にヤスリ、デザインナイフなどを用いてゲート処理を施す
すぐにでも塗装に入りたいところだが、まずはボディ全体を中性洗剤で洗っておく必要がある
※プラスチック表面に金型からの剥がれをよくする油がついており、このままだと塗料がうまくのらない為
準備した缶スプレーは「TS-40 メタリックブラック」、「TS13 クリヤー」の2種類
※クリヤー塗装はより光沢を出してボディ表面の保護膜となり、塗装やステッカーが剥がれるのを防止する役目がある
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ここから塗装作業に入るが、下地のサーフェーサーを使用することで色が映える
塗料は一度に塗ろうと思わないで、何回かに塗り分けて塗装するのがきれいに仕上げるコツ
※最初の塗装が終わったら10分程度の間隔を空けることが大事で、寒い時期は少し長めに時間を取ることが重要
塗料が乾燥(塗装してから24時間が目安)したのを確認してからステッカーを貼っていくが、ピンセットを使ってしっかり位置決めを行う
表面は綿棒などを用いて、圧着しながら貼ると上手く仕上がるはず
貼り終わったらクリヤーを吹き付けていくが、吹き初めは遠めから霧が掛かる程度にして着色層やステッカーを薄くコートする
※一度に厚く吹いてしまうと着色層が溶け出したりするので、何回かに分けて塗装を行うことが大事
最後にボディ表面をコンパウンドで磨き、ツヤ出しを行うことできれいに仕上げることが出来る
また細かい部分を塗装したい時は筆塗り、モールド等に墨入れしたい時はバンダイから発売されているガンダムマーカーが使いやすい
今回基本的な塗装方法を紹介したが、自分だけのオリジナルマシンを作ることでさらに愛着が湧くはず
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