ワインディング走行時のタイヤ空気圧を考察


ワインディング走行時のタイヤの空気圧について考察

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タイヤの空気圧に関しては安全にバイクを楽しむ為に必要不可欠で、非常に重要な意味合いを持っている

またバイクは車種毎に空気圧が指定されており、乗る前には常に合わせておく必要がある

※タイヤの空気圧はメーカーWebサイトで掲載されている諸元表でも調べられるし、タイヤの横にも表記されているので参考に

指定の空気圧で走らせることは間違いではないが、人によって身長や体重が違うので空気圧に関してもそれぞれ変わっても不思議ではない

バイクのタイヤはどんな仕事をしているの?

タイヤは車体と乗車している人を支えている役割があり、駆動力や制動力を地面に伝える役割

直進、ブレーキ、方向転換、路面からの衝撃を和らげることが挙げられる

※雨などで塗れた路面では排水もしている

パッと思い浮かんだことを書いていったが、これだけでもバイクにとってタイヤは重要な役割を担っていることがわかると思う

では空気圧が低い状態で走らせると、どんなデメリットがあるのか

タイヤが潰れてしまうので地面との接地面積も大きくなり、走行抵抗が増えてパワーロスが発生して燃費にも悪い

乗り心地も悪くなり、タイヤが熱を持つことで摩耗も早くなってしまう

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こういう状態を避けるために最低でも2週間に1回はエアゲージで空気圧を測り、適正な空気圧に調整する必要がある

※空気圧の調整が面倒な人は窒素ガスを入れると、空気に比べて抜けにくくなる

ワインディング走行時のタイヤ空気圧

ここから本題に入るが、自分がメインで走っているのがワインディング

メーカー指定のフロント2.3、リヤ2.5でまず走らせてみることに

この状態だと左右の切り返しが軽く、軽快感はあるがバイクを寝かせていくとやはりグリップ感に乏しい

スピードを上げていっても接地感があまり感じらず、終始安定して攻められない状態

フロント・リヤ共に2.0に空気圧を落として走行してみると、前後タイヤの接地面が増えたことで安心して寝かせられる

ただハンドリングが重くなってしまい、切り返しも軽快に行えなくなってしまった

それを踏まえて空気圧をフロント2.2、リヤ2.0で走行

ハンドリングの軽快感も戻り、タイヤがしっかり地面に接地していることでフルバンクまで安心して寝かせられる

個人的にこれがベストな空気圧になるが、サーキット走行時は0.2くらい落として走行してもいいかもしれない

今回ワインディング走行時のタイヤの空気圧について書いたが、自分の走りに合った空気圧はそれぞれ違ってくると思う

メーカー指定の空気圧に設定しておけば間違いはないが、不満があるならまずは空気圧のセッティングからやってみてはいかがでしょうか

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