バイクのブレーキキャリパー交換とメンテナンス方法


バイクのブレーキキャリパー交換について

自動車やバイクのブレーキは重要な保安部品なので、異常を確認したら早急にメンテナンスを実施することを推奨する

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通常新車でバイクを買ったらまずブレーキのオーバーホール、もしくはキャリパー交換をしなければいけないケースは個人的に少ないと思う

定期的に交換するブレーキパッドやタイヤと違い、キャリパー本体のメンテナンスをする時は廃車にしていることが多いからである

ブレーキの引きずりの原因

現在乗っているバイクは、2001年式の「MONSTER900」

20年以上前のバイクともなってくると旧車の部類に入るし、各部に不具合が出てきてもおかしくない

ではブレーキの不具合を感じる時はどんな時なのかというと、前回パッド交換した時にピストンの戻りが重かったので兆候はあった

オイル漏れをしてなかったので大丈夫かと思ったが、結果的にペーパーロックという現象を誘発

ブレーキペダルを踏んでもフワっとした感触で軽くなり、走行中にブレーキが利かなくなってしまった

ブレーキ本体を点検して見ないとわからない部分もあるが、原因として経年劣化によるゴムシールの摩耗

キャリパーピストン、シリンダー内部の錆などの損傷が考えられる


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ブレーキキャリパーの点検と交換

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ブレーキキャリパーの取り外しは、パッド交換と同様に固定ボルトを緩めることで取り外し可能

そしてブレーキホースも取り外しておく

※ブレーキフルードは、腐食の原因や外装なら塗装の剥げにつながるので注意が必要

あらかじめフルードを抜いておき、ウエスをしっかり敷いておくことで防ぐことが出来る

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実際に外したブレーキキャリパーの写真になるが、片側のピストンが戻っておらずパッドが変摩耗している

ちなみにシールを交換する場合のピストンの外し方は、ブレーキを何度も操作して押し出す方法

ブレーキホースの取り付け口からコンプレッサーを用いて、エアガンでピストンを押し出す方法

ピストンプライヤーという専用工具で、ピストンを抜く方法が挙げられる

ブレンボはピストンやシールの単品販売がしてないので、キャリパー本体の交換を実施

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キャリパーを取り付ける前に、パッド裏側のピストンが当たる部分にブレーキパッドグリス

スライドピンにはシリコングリスを塗布しておく

またパーツクリーナーで洗浄を行い、ブレーキフルードの漏れを防ぐためにガスケットも新品に交換

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まずブレーキフルードがこぼれても塗装を傷めないように、リザーブタンク周辺にウエスで防いでおく

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注意点としてこのバイクは下側にキャリパーが付いているので、このままではエア抜きが出来ない

それもありキャリパーを取り付けする前に、ブレーキのエア抜きを行う必要がある

ホームセンターで買える内径4㎜のシリコンホースをブリーダーに差し込み、ホースの先にはフルードを溜めるボトルをセット

※車両にキャリパーを取り付けてないので、パッドの隙間にディスクローターの幅分の添え木を当てておく

何度かブレーキを操作して、マスターシリンダーにフルードを送り込む

キャリパーのブリーダーを緩めブレーキ握る(踏み込む)ことで、ブレーキフルードが送り込まれていく

この手順でブリーダーを緩めてブレーキフルードを送り出し、締めての作業を繰り返して行うのがエア抜きの方法

エア抜きホースから気泡が消えれば完了

※この時にリザーブタンクのフルードを空にしてしまうと、エア抜きが困難になってしまうのでこまめにチェックする

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キャリパー本体をバイクに取り付け、ブレーキの利きの確認を行う

ブレーキのオーバーホール、キャリパー交換の工賃としてショップに依頼すると5,000円以上と高価

それが安いか高いかは個人の判断に任せるが、安全に直結する部品なので自信がない人はショップに依頼することをオススメする

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