バイクのユーザー車検について
バイクのユーザー車検について書いていきます
排気量が250㏄を超えるバイクの場合、道路運送車両法の規定によって2年に1度車検を行う必要がある
ショップに任せる人が大半ではあると思うが、自分でユーザー車検を行うことで費用を安く抑えることが出来る
ユーザー車検を行う前の準備
車検証、点検整備記録簿、自賠責保険証、納税証明書、構造変更を行う場合は印鑑も必要になってくる
※点検整備記録簿の書き方については、リンクを参照
車検を行う前に「国土交通省」のインターネットサイトで、車検の予約をしておく必要がある
ユーザー車検の受付と書類
群馬県で車検を行う場合は、前橋市にある「群馬運輸支局」で手続きを行う

住所 群馬県前橋市上泉町399‐1
電話 050-5540-2021
車検に落ちる原因として多いのが灯火類、光軸の狂いで車検に落ちることが大半
群馬運輸支局の近くに前橋共和テスターがあるので、車検を受ける前にぜひ実施しておくこと
※二輪車の光軸調整費用は1,100円

上の写真の構内案内図を元に、順を追って説明していきます

まず「3番 自動車登録番号標交付所」に入り、7番窓口で2輪継続の申請用紙を購入
同じ建物の9番窓口で重量税印紙代5,000円、審査証紙代1,300円、検査登録印紙代400円を支払う

次に「1番 群馬運輸支局」に入り、継続審査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書(検査自動車に記入する
5番のユーザー車検窓口で、書類一式を提出
※ユーザー車検窓口の前には見本があるので、それを参考にしながら書いていく
書類に不備がなければ、検査の指示があるのでコースに向かう
コースに入り車両検査


二輪コースは5番レーンとなるのでバイクを走行し、外の待機位置で指示があるまで待機する
順番が来たら検査官に書類を渡し、各部のチェックに入ります
ハイ・ロービーム、ウインカー左右、ホーン、ブレーキランプ点灯、車体番号、原動機番号、車幅測定
音量測定は4000回転まで上げて測定
排ガス測定に関しては、自分のバイクは規制前なので問題ない
続いてスピードメーター測定は、40キロを指したところで左足のスイッチを離す
ブレーキテストも画面の指示通りに操作し、光軸検査で終了
※一番の難関はやはり光軸検査でHIDは光軸が出にくく、LEDは光量不足が考えられるので注意が必要
そして全ての検査が終わったら、左側の赤いボックスに検査用紙を入れて合否の記録をする
再び「1番 群馬運輸支局」の建物に入り、6番窓口で自動車重量税納付書、継続検査申請書、自動車検査票、旧車検証を提出
そこで新しい車検証、シールを貰って車検完了
今回車検にかかった費用は自賠責保険9,270円、光軸調整1,100円、重量税印紙代5,000円、審査証紙代1,300円、検査登録印紙代400円
トータルすると約17,000円と、かなり費用を安く抑えることが出来た
これがショップに依頼すると平均4~6万円前後かかるし、ユーザー車検をするメリットは非常に高い
もちろんデメリットもあり、ユーザーが自ら車検を行うので不具合があってもすべて自己責任
車検整備に自信がない人は、ショップに任せた方が無難かもしれない
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