家庭菜園で作るミニトマトの育て方


家庭菜園で育てやすいトマトはビタミン、カロチン、鉄分、ミネラル、カリウム、リコピン、グルタミン酸など豊富に含んでおり、栄養や機能性に非常に優れている野菜

家庭の食卓に欠かせない人気の野菜となるが、十分なスペースがないと諦めてしまう人も多いのではないだろうか

トマトは主に大玉、中玉、ミニトマトとあるが、ミニトマトならベランダなど限られた場所でも作れるし、比較的初心者でも育てやすい野菜

※大玉の栽培は少し難しいので、初心者はミニトマトからはじめることを勧める

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ミニトマトの植え付け時期

種まき時期は夜の気温が15度以上になる3月~4月に行い、ホームセンターなどで苗を買って植え付ける場合は4月下旬~5月中旬に行う

※苗植えの時期は昼間の気温が20~30度が目安で、住んでいる地域に合わせて調整する

植え付けの2週間前に堆肥2~3kg/㎡、苦土石灰100g/㎡を混ぜ、よく耕して土づくりをしておく

また、植え付けの1週間前には化学肥料100g/㎡をまいて準備する

実際に苗を植え付ける時は、ポットから根鉢が崩れないように注意して取り出す

苗を植えたら(苗間50㎝が目安)生長して折れたり倒れたりしないように、苗から約10cmのところに支柱をしっかりと差し込み紐などで固定する

※誘引のコツは生長すると茎が太くなっていくので、ゆるめに固定することが大事

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ミニトマトの育て方

トマトの苗を植えた後は、光合成を始める午前中のなるべく早い時間にたっぷり水を与える

梅雨が明けた頃から土が乾きやすくなるので、土の状態に応じて乾いていたら昼過ぎに水やりを行う

※追肥は実が付き始めた頃に行い、その後は2~3週間ごとに追肥する

芽かきも重要なポイントで、わき芽は小さなうちに取り除く(1週間に1回程度)

ハサミを使うとウイルス病が伝染することがあるので、芽かきは丁寧に手でかき取っていく

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ミニトマトの収穫

ヘタの周囲まで赤く熟したら収穫時期で実つきが悪い場合は、支柱を叩くようにして花を揺らして人工授粉する

また、実が割れてしまった場合の原因としては日焼け、急激に水を吸収してしまったことなどが挙げられる

最後にミニトマトは長い期間で収穫が楽しめるし、初心者にも育てやすい野菜でオススメ出来ます

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