昼はラーメン、夜は酒場と二毛作ビジネスの「Andore Kandore(アンドレ カンドレ)」
群馬県前橋市にある「Andore Kandore(アンドレ カンドレ)」

住所 群馬県前橋市住吉町2-8-14 住吉ビル
電話 027-215-7080
営業時間 12:00~スープ切れまで
定休日 水曜・日曜・祝日
群馬県に限らずコロナ禍で飲食店は打撃を受けた店も多くあり、夜はやはり自粛ムードが避けられず、二毛作ビジネスが主流になってきている
ダイニングバーで酒場の印象が強かった店だが、締め用に作ったラーメンが好評なのもあって昼にラーメンの提供を開始
和食出身の店主らしく化学調味料に頼らず、素材を活かした繊細な味が楽しめる店
ちなみに変わった店名は店主が井上陽水の大ファンで、デビュー当時の芸名を店の名前にしたとのこと

前橋の繁華街からさほど離れてなく、最寄りの中央前橋駅からは徒歩でもアクセス出来る距離
駐車場は店舗脇に2台、大通りから一本入ったところにある第2駐車場にも駐車可能
オシャレな雰囲気の店内はカウンター7席、テーブル18席とまずまずのスペースを確保しており、気さくな店主なのもあり店の雰囲気は良い

麺類は透明醤油ラーメン、たまり醤油ラーメン、かけそば(具なし)、特製チャーシュー麺の4種類
※いずれも麺は全粒粉細麺、手もみ麺から選べる
追加トッピングは替え玉、自家製ハム5枚、メンマ、海苔、梅肉、九条ネギ、味玉が注文可能
米は5食限定ひと口ライス、白いごはん、梅茶漬けセットの3種類で、もう少し食べたい人にオススメ
ドリンク類もビール、ハイ・サワー、日本酒、ハイボール、果実酒、ワイン、焼酎、ウィスキー、カクテル、ノンアルコールにソフトドリンクと酒場らしい種類豊富なラインナップ
また、夜の部では各種一品料理、コース料理、飲み放題が楽しめるのも魅力でもある
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「透明醤油ラーメン(850円)」
具は手作りワンタン、メンマ、カイワレ、九条ネギ、海苔の組み合わせ
手作りの肉入りワンタンは餡がぎっしりと詰まっており、にんにくや生姜も程よく効いている
ジューシーで肉の旨味もさることながら、皮の口当たりも滑らかでおいしい一品
メンマも調味具合が程よく歯応えが楽しめるし、食感に風味と文句なしの九条ネギ、カイワレとラーメンのアクセントになっている

赤城鶏のガラにゲンコツなどを合わせた動物系清湯スープに、2種類白醤油と煮干しのだしを加えたタレで味を調整
透明感があるスープは想像していた通りあっさりとしているが、少々脂が多いため若干後味が重く感じてしまった
それでもスープ全体としては穏やかな主張で飲みやすく、物足りなさは皆無で無化調とは思えない仕上がり

全粒粉入りの細麺は小麦の風味が豊かに感じられ、パツパツっとした歯切れの良い食感にコシが特徴的な食べ応えがある麺
麺そのもののおいしさも相まってスープ、具材との絡みも十分に楽しめるはず
全国的にも二毛作ビジネスが流行っているが、専門店にも引けを取らない味が楽しめるラーメン
個人的に機会があれば、夜の部にも足を運んでみたい店
ご馳走様でした
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