スモークウッド・チップの種類と用途について


食材の旨みを活かしながら香りをつけて、より一層おいしくなる燻製。

最近のコロナ過において、家での時間を大切にしたいっていう人も増えてきており、自宅で気軽に出来る燻製作りがブームにもなっている。

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様々な燻製方法

燻製は以前にも書いたが、スモークチップを用いてガスコンロや電熱器で熱し、80°Cを超えるような高温環境で燻す「熱燻」

スモークウッドに直接火を点けて、30〜60°Cほどで長時間燻す「温燻」

15〜30°Cほどの低温で燻製をかける「冷燻」は、長時間かけて食材の水分を抜くので長期保存が可能と様々な方法がある。

初心者にオススメの燻製方法は、スモークウッド・チップを用いるのが気軽に出来る方法。

特にスモークチップを用いた熱燻は保存には向かないが、短時間でジューシーに仕上ることが出来るのが利点。

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スモークウッド・チップの種類

主にホームセンターや量販店等に売っているスモークウッド・チップは、種類豊富に揃っているので色々な風味が食材に活かせる。

ただ、燻製初めて燻製する人にとっては、どれを選んだらいいのか分からない人が多いはず。

ここで代表的なスモークウッド・チップの種類を紹介していきます。

【サクラ】 最も人気があるチップで幅広い食材に利用可能、香りが強く肉類にもよく合う。

【ナラ】 色付きが良くやや渋みがあり、魚介類に使用すると合う。

【ブナ】すっきりとした香りで、ナラとともに魚介類に合うチップ。

【クル三】香りにクセがないので肉類、魚類と幅広い利用出来る。

【リンゴ】鶏肉や白身魚などの淡白な素材に合う。

【ヒッコリー】香りに色付きが良く、魚介類やベーコン、ハムなど幅広い食材に利用出来る。

【ホワイトオーク】ウィスキー樽をチップにしており、ウィスキーの香り豊かで淡白な素材に向いている。


記述したように様々な種類があるが、やはりサクラが一番ポピュラーで使いやすく、どの食材にも合うので初心者にはオススメ出来る。

それにスモークウッドやチップは様々な種類があるので、食材によって使い分けてみることが大事。

実際にどのチップをかけ合わせるかで食材の風味も変わるため、色々と試してみながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

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