バイクのスイッチボックスの分解・清掃方法


近年のバイクは各部の高性能化が進み、スイッチボックスに関しても基本的にはメンテナンス不要となっている。それが古い旧車の部類になってくると動きが渋くなったり、スイッチの接触不良による灯火類の不点灯、セルスタート不良のトラブルも起こりえる。

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ウィンカースイッチの動作不良は主にグリス切れが多く、スライド部分や軸部のグリスが失われれば可動部の摩耗につながってくる。そして接点不良の原因の多くは、腐食や摩耗といったケースが考えられる。電気回路にとって接点は非常に重要で、症状が進んでいけば接触不良の原因になる。スイッチボックスに雨水などが浸入した場合も、腐食する要因として挙げられる。

年式の新しいバイクに関して不具合が現れることはまずないと思うが、製造から10年を超えるバイクになってくると各部の状態にも影響してくる。こういったトラブルを避けるためにも、定期的なメンテナンスを実施しておきたい。

スイッチボックスの分解・清掃


スイッチボックスの仕組み自体は簡単だが、組み立て方が複雑となり構造を理解する必要がある。サービスマニュアルにも分解手順は記載されていないので、しっかり各部の取り付け方法を確認しながら分解していく。

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この車種はネジが緩んでいた為、ホーンスイッチが戻らない症状が発生。構造的に問題があるのでプラスチック板を加工して、スイッチが押し込まないように取り付け。ウィンカースイッチもグリスが固着して重かったので、パーツクリーナーで洗浄して薄くグリスを塗布。細かい部分は綿棒を使用することで、清掃作業もスムーズに行える。

実際に古いバイクの動作不良はグリスの固着が原因となる部分が多く、各部の清掃・グリスアップをするだけでも格段に動きが良くなるはず。また、動作不良の原因は主に断線が考えられるが、半田付けで配線を付け直してあげれば修理可能。

もしバイクに乗っていて少しでも違和感を感じたなら、ASSY交換になる前にメンテナンスを実施しておくことが大事である。

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