草津温泉に向かう道中にある「蕎麦茶寮 nanakusa」

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自然豊かな場所にある一軒家の蕎麦料理店の「蕎麦茶寮 nanakusa」

厳選した国産品や自家栽培のそばを石臼挽きで製粉し、地元の良質な水だけで打つ石挽き十割蕎麦や、地の利を生かした新鮮素材の蕎麦懐石が味わえる。また、草津温泉の道中にあるので多くの観光客が訪れ、夏には小川が流れる癒しのテラスでゆったりと食事が楽しめる。


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アクセス



住所 群馬県吾妻郡長野原町大字大津1061-3
電話 0279-82-0793
営業時間 11:00~15:00
     17:30~20:30(夜は前日までの完全予約制)
定休日 木曜・第3水曜日

草津温泉に向かう道中の国道292号線沿いにあり、関越自動車道渋川伊香保ICから車で70分、上信越道碓氷・軽井沢ICからは80分ほどでアクセス可能。

駐車場に時間しては店舗前に25台停めれるスペースを確保しており、大型バスも駐車可能なので安心して訪問出来るはず。

落ち着いた雰囲気の店内


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古い蓄音機などアンティークの調度品を配したシックでお洒落な空間を醸し出しており、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気で食事が楽しめる。

それにカウンター5席、2人掛けのテーブル2卓、3人掛けと4人掛けのテーブル1卓、5人掛けと6人掛けのテーブル1卓と十分な広さで、暖かい時期(4月~11月)には屋外の開放的なテラス席も提供。

お品書き


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冷たい蕎麦は地粉十割(1,500円)、粗挽き(1,500円)、更科(1,200円)、田舎蕎麦の挽きぐるみ(1,200円)の4種類。温かい蕎麦は鴨葱(2,000円)、きのこ三昧(1,700円)、霰餅(1,800円)、湯葉とじ(1,800円)から選べ、0.5人前増しの大盛りはプラス500円(地粉十割・粗挽きは600円)で注文可能。

もちろんそれぞれの素材に合わせて揚げた天ぷら・野菜天・舞茸天などが味わえ、旬の七草懐石やジビエ、小料理に甘味とオリジナリティ溢れるメニュー構成。

鮫肌でおろす本格的な山葵


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蕎麦の提供前に山葵が添えられるが、定休日に地元の生山葵を採りに行っているという。蕎麦を待つ間に山葵の先端に砂糖をつけ、勢いよく鮫肌で擦ることで辛味が増すとのことで、こういった作業も新鮮で店主のこだわりが感じられる。

地粉十割 1,500円


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前菜が付いた蕎麦は吟味された国産そばの実(信州大そば・キタワセソバ・常陸秋そば)の玄蕎麦と丸抜きを使用しており、ときには店主が地元の仲間と栽培した在来種をつなぎを加えず丹念に石臼で挽き、独特な手法で打ち上げている十割そば。丁寧に挽いているだけあって蕎麦の味わいに風味と色濃く出ているが、コシに喉越しと物足りなく感じてしまい、個人的には正直期待外れだった。

それでも山葵の清涼な香りに辛さが楽しめ、そばつゆも安中産天然醸造醤油・中粗目糖を用いてキリっと蕎麦の味を引き締めている。それに前菜の山葵のゼリー寄せは蕎麦汁で固められ、刻んで添えられた山葵の旨味に食感とアクセントになって素晴らしい出来栄え。ただ、全体のバランスとしては悪くない仕上がりになっているものの、観光地ということもあってか値段が高めに設定されているのがネック。

ご馳走様でした。


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