ゼロから始めるミニ四駆!!缶スプレーで自分だけのオリジナルマシンに塗装してみよう!!

ミニ四駆はステッカーを貼るだけでもカッコよく仕上がるが、せっかく作るなら自分だけのオリジナルマシンにこだわりたい。塗装の手段はいくつかあるが、一般的には缶スプレーを使用するのが最もポピュラーな方法。

缶スプレーはボディなどの広い面積をムラなく塗装するのに適しており、塗装しない部分にマスキングを施すことで、ボディの塗り分けも比較的簡単に行える。それに吹き方と乾燥する時間さえ注意すれば、初心者にもキレイに仕上げることができるはず。それでは実際に塗装の手順、方法について紹介していきます。


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缶スプレーの種類


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タミヤから販売されている缶スプレー塗料は様々なカラーが揃っているが、ミニ四駆の塗装するボディ材質によって使い分ける必要がある。

プラスチック素材に適しているのがラッカー系で塗装が強く、上からアクリル系やエナメル系の塗料を重ねて塗れる。軽量なクリヤーボディ、RCカーのポリカボネートボディの塗装に適しているのがポリカボネートスプレー。また、サーフェイサーで下地塗装することで、塗料の食いつきを良くして剝がれにくくなり、キレイに仕上げることができる。

塗装する前に準備しておくアイテム


ボディ塗装面の塗り分けや、ラインを入れるなど塗りたくない部分に使用するマスキングテープ。簡易塗装ブースとして段ボール箱を準備しておくことで、塗料の飛散を防ぐことができる。塗装する際に飛ばされないように固定する、100均で売られている竹串もあると便利なアイテム。

ボディをランナーから丁寧に切り出す


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ランナーからボディパーツを切り出していく作業に入るが、ゲートから1㎜ほど切り離しておくのがコツ。ランナーからギリギリの面で切断してしまうとパーツ表面にキズが入ってしまい、最悪ボディをえぐって穴を空けてしまうので丁寧に作業を行う。切り残した部分にはヤスリ、デザインナイフなどを用いてゲート処理を施すことでキレイに仕上がる。

塗装前の下準備


ボディを切り出して塗装にすぐにでも入りたいところだが、まずはボディ全体を中性洗剤で洗っておく必要がある。その理由としては、プラスチック表面には金型からの剥がれをよくする油がついており、このままだと塗料が上手くのらないので下準備はしっかりやっておこう。

実際に塗装してみよう!!


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実際に塗装作業に入っていくが、仕上がりにこだわるならサーフェイサーで下地塗装をする。1回目は下地が薄く見える程度の荒吹き塗装を行い、次の塗装までの間隔は15分程度を目安に乾燥させる。2回目以降も薄く吹き付けることを心掛け、下地の色が消えて色ムラがなくなったらマスキングテープを剝がして塗装完了。

クリヤー塗装で仕上げ作業


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最後の工程で重要な仕上げのクリヤー塗装はより光沢を出し、ステッカーが剥がれるのを防止する保護膜としての役割もある。塗料と同様に何回かに分けて吹き付けることで仕上がりもキレイになるが、一度に厚く吹いてしまうと着色層が溶け出してしまうので注意。

ボディが乾燥したら表面をコンパウンドで磨き、ツヤ出しを行うことでよりキレイに仕上げられる。ボディの塗装は正しい手順と丁寧に作業を行えば、初心者でも意外と簡単に出来るのでぜひともチャレンジしてほしい!!

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